明治30年
異人から、もらったビスケットに、
今までに、食べた事の無い味を知る。
そして、久次郎は研究をし始めた。
バターという存在が、
皆無に近かった時代の話である。
やっとの事で完成した商品は、
当時の市民の味覚にそぐわず、全くの不評だった。
近所の家に配ってみると、
裏庭で、犬のえさになっていた。
10年ほど経ち、少しずつその味が、
受け入れられたきた頃、不況と戦争で世の中が揺れた。
第二次世界大戦後、久次郎は闇仕入も一切せず、
菓子が再び作れる時を、誠実に待つ。
そして、
復興に立ち会う事無く、初代 久次郎は天国に召された。
その後、銘菓となった、
鎌倉の豊島屋さんが製造する鳩サブレー。
創業者の思いを感じながら、頂戴しました。
おいしくいただいた後、時計を見たらナンと午後8時10分
ハッとした。。
傘もあるし長靴もある エアコンもあって毛布もある
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今日も一日おたのしみさまでした。
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