目が覚めたときに、まず視界に入るのが、
ベッドサイドの壁に掛かった、ロートレックの「ディヴァンジャポネ」
いつか、姉が私にプレゼントしてくれたものである。
私達姉弟が物心ついた時は、既に両親が商売を始めていた。
その創業時に我々は、幼年期、少年期を迎えたので、
一般の家庭よりは、親とのかかわりは少なかったのかもしれない。
日曜日の朝は小銭を握り締め、姉と2人で近所のパン屋さんに、
朝食のパンを買いにいくのが、習慣だった。
夏休みは、親戚の家に、共にに預けられていた。
小学校低学年の頃、不安を抱えながら子供だけで
親戚の家へ向う電車に乗った事を、ふと思い出した。
両親が多忙だったおかげで、姉との絆は深くなっていた。
思えば、最初の私のメンターは、彼女だったのかもしれない。
成人になっても、その関係は続き、ビジネスを共に起こした事もある。
その彼女は2年前、伴侶と共に長く住み慣れたこの地を後にした。
そして、今は本当に幸せな家庭を築いている。
誰でも経験することかも知れないが
彼女にとって、結婚する前の10年間ほどは、
人生の中の、深く考える時期にあったと察する。
それでもは、どんな時も、常に良い人生をイメージし、
前に進み続けていた彼女が、呼び寄せた幸せだと感じる。
ポスターの世界を、芸術の域にまで高めたロートレック、
今後の彼女の幸せも、自らが望む域まで高めていくのでしょう。
いつも幸せを願っています

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