有名大学を卒業し、誰もが認める資格を手にした彼女は、その専門職としてキャリアをスタートさせました。
月日が流れ、日々の業務を丁寧にこなしていく中で、彼女の心には静かに、しかし確実に、ある思いが募っていきました。
「本当に私が情熱を注ぎたいのは、ここではないのかもしれない。」
葛藤の日々が続きました。安定した収入、積み重ねてきたキャリア。それらを捨てることへの不安は、決して小さくなかったでしょう。それでも、彼女は深く考え抜き、ついに一つの結論に至ります。
保障された未来を手放し、まだ見ぬけれど、心の底から惹かれる道へ進む。その決断は、傍から見ている私たちにも、はっきりと伝わってきました。
彼女の言葉には、一切の迷いがありませんでした。それは、声を荒げるような気迫や、燃え盛るような情熱とは少し違う、静かで深い確信に満ちたものでした。まるで、長年の問いに対する答えを、ついに見つけた人のような、悟りの境地にも似た空気感をまとっていたのです。
「天国の奴隷より、地獄の自由を選ぶ」
どこかの映画の台詞だと聞きました。もちろん、彼女の選んだ道が「地獄」であるはずはありません。しかし、この言葉が持つ、「たとえ困難が待ち受けていようとも、自分の魂が求める自由を選ぶ」という強いメッセージは、彼女の決意と深く共鳴しているように感じます。
選んだ新しい道が、輝かしいものでありますように。心からのエールを送ります。
いつも、ありがとうございます。

- 株式会社呉竹(くれたけ心理相談室、呉竹コンサルティングサービス)
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捨てるほどの輝かしい過去もキャリアもない自分がおこがましいようですが、困難を承知で常に安定した平穏な道より自分の正義に従うことを選んできた自身の心境と似ている気がします。
宇野さんもそうですよね! その選ばれた道が今までの人生よりも、よりワクワクしたものになっていらっしゃると思います。