
作られた用件が
二人をテーブルに囲ませた
その問題は、自分の役割では無いことを知り
男は、この場を去る事がBESTだと察した
目の前の人と、あの頃の想い出を再現しても
その少し疲れた顔が、元気になる事は無い
寂しくても、悲しくても
君は君で、歩んで欲しい
向かい合うテーブルより
僕らの距離は、もう近づく事はないのだから
愛した人は、これ以上傷付けたくはないと
男は思う
そして、想い出が彼女の中で、
いつか笑顔に変わる事を祈る
男は無言でテーブルから立ち、会計を済ませた
雨の降りてきた道に開かれた、
ふたつの傘は、ゆっくりと距離を広げていった
いつも、ありがとうございます。

- 株式会社呉竹(くれたけ心理相談室、呉竹コンサルティングサービス)
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