老夫婦

 

 

週に一回、
高齢の父母をスーパーへ連れていきます。

ありがたいことに、もと飲食業ということも手伝って、
食事は自分たちで作ることも、まだ可能です。

 

体力維持のために、
出来る限り自分で動いてもらうようにしていますが、

すでに二人共要介護で、足元もふらつくので、
移動する際、足場が悪い時には手を貸します。

そんな時、ふと記憶のない記憶が蘇ります。

 

その昔、自分が幼い頃は、

満足に歩けない自分を、
逆に支えてもらっていたんなだと、

 

自分がしてもらった分を、
すべて返すことは不可能ですが、

体力維持をしていただきながら、
自分のペースで、
時を過ごしてもらえるようにと思っています。

それが運命なのですから、
楽しみながら過ごしていこうと思っています。

 

たまたま私は、
親が近くにいるのでそれが出来ますが、

物理的に近い縁で無くなったときは、

なんとなく目の前でご縁をいただいた方へ、
施すことが出来れば、小さな恩返しになるのかなと思っています。

 

食べさせてもらった経験のある人は、
自分が食べさせる経験をさせていただき、

手を借りた経験のある人は、
手を貸す経験をさせていただくのでしょう。

 

いつも幸せを願っています

竹内 嘉浩
竹内 嘉浩株式会社呉竹(くれたけ心理相談室、呉竹コンサルティングサービス)
毎日書こうと心がけていましたが、最近毎日書けていません。出来る範囲で皆さんとのコミュニケーションを図りたいと思っています。
There is no time like the present.

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