ステージに上がる数分前
いつも、強気と弱気が交叉する
そんな時
無理やり強気を手繰り寄せてる自分がいる
ステージを終えた夜は
いつも、眠れない夜を過ごしてしまう
そんな時
何故かあたたかいカフェオレを飲んでる自分がいる
あの頃は
白鍵と黒鍵に触れながら、メロディーに言葉を乗せていた
そして今は
ポインターを握り締めて、メロディーの無い歌を奏でている
始まりと終わりの気持ちは、あの頃と変わっていない
ひとつだけ変わったのは、カフェオレの味
君の淹れてくれた、僕の大好だったカフェオレが
どうしても作れない
想い出は、
いつも優しく積み重なっていく