慌しく過ぎる日々の中から、
少し強引に、彼女は小さな旅行を実行した。
ナイフとフォークを持ちながら、
友といろんな事を語ってみる。
使っていなかった、
少し高めの声のトーンを、久し振りに感じてみた。
良い時間だった。
日常に戻り、
いつもと変わらぬ一日を過ごし
改札をくぐりぬけた。
電車がリズムを刻みながら、
前より確実に細くなった肩が、
夜の窓に揺れていた。
私の行き先は、
疲れた足を、労わる事のできるわが家。
それは、生まれた頃に感じていたはずの、
柔らかで、心地よい空間。
我が家に向かって、電車は走っている。
今まさに確実に電車は走っていた。
そして、両手に抱えた心の荷物は、
もうちょっとで、降ろす事が出来るはず。
だって、既に改札を抜け
電車は、我が家に向かっているのだから。
そんなふうに、
自分と自分の心を重ねてみたら泣けてきた。
電車から降りた夜の道で、
雨と涙で心が洗われていく実感をする。
傘があって良かった
濡れた頬を悟られないから
安心して泣いた。
アスファルトに落ちる雨にも
負けないくらい沢山の、雫だった気がする。
だから明日は、
きっと晴れるんだろうなと空を見上げる

いつも、ありがとうございます。

- 株式会社呉竹(くれたけ心理相談室、呉竹コンサルティングサービス)
-
今日も一日おたのしみさまでした。
このブロブは、皆さんとのコミュニケーションを図りたいと思い更新いたしております。以前より頻度が少なくなりましたが宜しくお願い致します。
・カウンセリング・コンサルティングのご予約
There is no time like the present.
最新記事一覧
- 2025年3月31日カウンセラーに質問(Q&A)「元気の秘訣」 #247
- 2025年3月29日イベントのご報告名古屋でランチ会でした(3月)
- 2025年3月29日イベントのご報告3月オンラインお話し会 ご参加ありがとうございました
- 2025年3月24日カウンセラーに質問(Q&A)ロバーツ多英子カウンセラー(カンタベリー支部)ニュージーランド ってどんな方ですか? #246