自然な用事

 

 

10年以上前からのことですが

知人のひとりが
結構仕事で多忙を極める中、

不定期で、
私の元を訪ねてくれています。

何か相談事がある訳でもなく、
何かを紹介したいわけでもなく。

それは、今でも続いていて、

時間の無い中、わざわざ顔を
ちょっとだけでも見せてくれる事が嬉しかったりします。

当時彼は20代で、
現在は40代になろうとする中、

彼のそんな持ち味が活かされ、
人気が必要な仕事を、大変立派にこなし、

年を重ねる毎に、
太くて強い縁をたくさん繋いでいるようです。

予測を上回る行動をする人は、

一生涯忘れられない人として、
誰かの相手の記憶に刻まれるのでしょう。

リモートの割合が増えても、
人の心へ届く振る舞いは、変わることはないのでしょう。