スイカを見るとふと思い出します。
それは今とは季節が真逆の
真冬の出来事でした。
祖父は父に、その真冬にスイカが食べたいと、
病床でつぶやいたそうです。
当時冬には、
食べられないと思われていたスイカ。
インターネットはもちろん無い時代、
コンビニもないし、流通網も発達していない、
今より情報の少なかった時代。
父は色んな所に電話をしたりして
懸命にスイカを探していました。
そして、
やっとの事で見つけました。
そのスイカを口にして、
二日後に祖父は他界しました。
今から40年以上も前の話ですが、
僕は鮮明にあの時の事を覚えています。
あれから、文明はすさまじく変化したけど、
それに比例して、人の喜びは増えていったのだろうか。
心は豊かになったのだろうか
いろんなことが進化、発展、改善されていっても、
豊かさを感じれる人がいてこそ、
文明の利器は活かされていくのだろうなと感じました。
いつも豊かさは人の中にあるのでしょうね。
いつも、ありがとうございます。

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真冬のスイカ、と聞いて、書かせていただきたくなりました。
私も30年ほど前の冬に、スイカを買いに走りました。
入院中だった姑がスイカを食べたがっていると、看護婦さんから電話が来たのです。
雪が降った寒い日で、ちょうど舅が遊びに来ていました。
孫たちと遊んでいた舅は外に出たくない。スイカを売っている店はわからない。それで私が、「ジャスコならあるかも」と、自転車で走りました。
思った通り、ジャスコのバックヤードから大きなスイカを出してきてもらって、雪道をヨロヨロと自転車で運びました。
そのスイカを舅が病院に運びました。姑が口にできる量はわずかだろうとわかっていたので、子供たちに少しでも分けてもらいたかったのですが、丸ごと持って行かれて、悲しくなった思い出です。
舅は亡くなり、姑は健在。こちらはいい話の締めくくりではないですが、雪が降るとスイカを思い出します。
雲さん スイカにまつわるお話を、ありがとうございます。
食べ物や季節や、いろんな季節にまつわる思い出がありますね。
長い月日を見てみると、いろんな流れがありますね。感慨深いです。
暑い時期ですので、どうぞご自愛下さいませ。