当時その子は、ほとんど表現をしない女の子でした。
ほぼ毎日、顔を合わせる子でしたが、
すれ違うと、ニコリとはしてくれますが、
何か質問をしても、単語を一つ置いてくれるくらいでした。
日々顔を合わす状態が、約2年間続いた後、
ついに、その子とお別れの時が来ました。
はじめて彼女は、
手紙を置いていってくれました。
そこには、沢山の表現を使って、
感謝の言葉が綴られていました。
「ありがとう」って、思っていればいるほど、
口に出して言えない時があったり、
「ごめんなさい」って、思えば思うほど、
素直に謝れない時があったりするんだなって、
自分の子供時代にもあったことを、
その子にも重ねました。
心から思っているから、言葉にできない。
なんて事が、人にはあるようです。
その女の子は、今は二児の母として、
幸せに過ごしている様子です。
いつも幸せを願っています

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