創業して5年経ち、売上は上がり社員の給料も賞与も上げた。

休みも返上して、早朝から深夜まで働き続けた。
その社長は、使命感に満ち溢れていた。

ある時、社員から直接、
会社に対しての不満を耳にする。

「これだけやっているのに・・・」

社員のためにと、頑張っているのにもかかわらず不満を言われ、
彼は裏切られた気持ちでいっぱいだった。

しかし、その後、
創業当時に持っていて、今は置き忘れてしまったモノに気付く

それは、「ねぎらい」
忙しさに紛れて、いつの頃からか感謝の心を忘れていた。

そして、感謝を気持ちに込め直すと、
「ここがいいね、でもここはダメだ」という言葉が
「ここがいいね、だからこうしてみたらもっと良くなるよ」に変化をした。

「これだけやっているのに・・・」
これは、自分に向けられた社員からの言葉だった。

彼の気づきから、給料や賞与を上げた効果が遅れて発揮しだした。
「あの時、あの社員が不満を口にしてくれなかったら、

もっと社内に不満が蔓延して、取り返しのつかない事になっていたかもしてませんね」
そう言った彼は、今も本調子が続いている。

 

傘もあるし長靴もある エアコンもあって毛布もある

竹内 嘉浩
竹内 嘉浩株式会社呉竹(くれたけ心理相談室、呉竹コンサルティングサービス)
今日も一日おたのしみさまでした。

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ねぎらい” に対して1件のコメントがあります。

  1. SECRET: 0
    PASS:
    年を重ねる程、結構いろいろあるのかもしれませんね。
    いつも「感謝」を忘れずに「ねぎらい」の言葉をかけられるような、そんな大人に私もなりたい(笑)
    ( ̄▽+ ̄*)
    竹内さんの所は、きっと素適な「ねぎらい」の言葉に溢れてるんだろうなぁと感じています。♪

よろしければお言葉ください。