つれづれ
季節を感じた瞬間〈回顧録〉

「おはようございます、準備お願いします」 毎朝、携帯電話で僕は起された。 その日の予定もわからないまま、車に乗せられて、 コンビニでパンと缶コーヒーを買い、目の前の仕事をこなしていた。 そして、帰りは深夜。 車や電車の中 […]

続きを読む
とある物語(フィクション)
歩いたからこそ見えたもの

自分らしく生きようとすると、 思わぬ邪魔が入ったり、 不条理な制約を受けたりすることが起きる。 その人を恨んだり、少し憎んだりもしながら、 邪魔されながらでも、限られた中で、 なんとか、自分らしく生きようとしてみる。 そ […]

続きを読む
つれづれ
ロートレック

目が覚めたときに、まず視界に入るのが、 ベッドサイドの壁に掛かった、ロートレックの「ディヴァンジャポネ」 いつか、姉が私にプレゼントしてくれたものである。 私達姉弟が物心ついた時は、既に両親が商売を始めていた。 その創業 […]

続きを読む
つれづれ
20080511

真夜中にふと目が覚めた 灯りの下で、彼女はまだ仕事をしていた そして、朝起きると朝日の下で、 深夜と同じ格好で仕事をしていた、幼き頃の思い出 人身事故をした 感情的になっている被害者の両親に対し、 何度も土下座をして詫び […]

続きを読む
とある物語(フィクション)
ふたつのステージ

ステージに上がる数分前 いつも、強気と弱気が交叉する そんな時 無理やり強気を手繰り寄せてる自分がいる ステージを終えた夜は いつも、眠れない夜を過ごしてしまう そんな時 何故かあたたかいカフェオレを飲んでる自分がいる […]

続きを読む
心のタイセツ
しあわせゲット

  今を不幸だと感じているならば お金持ちになったら、もっと不幸になるかも知れない 今を幸せだと感じているならば お金持ちになったら、もっと幸せになれると思う   今を不幸だと感じているならば 恋人が […]

続きを読む
未分類
差し伸べる手

「ちょっといいですか?」 普段無理を言わない人から、深夜に呼ばれる。 そして普段は、 笑顔の似合うフレッシュな顔から、涙がこぼれる。 初めての経験に遭遇して、 戸惑う心を隠しきれずにいたのだ。 そうやって、 経験を重ねて […]

続きを読む
人(人間)のこと
心の財産

お互いの親友を通じて知り合った彼女は、 数年来の夢を叶えようとしていた。 彼女は、会計士を目指しアメリカに単身で渡る。 出会ったのは3年前。日本に一時帰国をしている時であった。 初めて会った方とは思えないほどフランクな対 […]

続きを読む
つれづれ
輝く星

エレベーターに乗り、最上階へ 足元のおぼつかない闇の中をくぐり、案内された席に腰を下ろす。 ちりばめられた星と、 何処までも続くようなビルの灯りが、目の前にある。 そして、 ちょっとした料理と、おいしいカクテルをいただい […]

続きを読む