心のタイセツ

とある物語(フィクション)
彼女

  繋がらない携帯電話から流れてくる音楽は、 ベットから上がり、髪を整える合図である。 まだ時にコートが必要な扉の向こう側が、 彼女に一日の始まりを、皮膚感覚で知らせてくれる。   地下鉄ですれ違う人 […]

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あなたに宛てた手紙
祈り

どこに居ても 何をしていたとしても どんな人になっていても あなたという唯一の存在が、 ただ続いていて欲しい。 例えもう会えなかったとしても あなたの居る時代に、 自分の身を置いておきたい。 そんな思いを 誰かが、あなた […]

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とある物語(フィクション)
囲いが外れた時

  彼女は仕事が終わると、駅前のカフェでコーヒーを飲むことが習慣になっていた。 水曜日の夕方、いつものようにカフェに入ると、顔なじみのウエイトレスが、いつものように幸せそうな微笑みで応対してくれた。同じテーブル […]

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とある物語(フィクション)
見えてくるもうひとつのもの

出会ってから数年が経って、 今、目の前にいる君は、大人になっていた。 考え方、歩み方、、、 君の行動全てが、素敵な大人に見えた。   そんな君を、 とても嬉しく、微笑ましく感じた後に、 ふと気付いたことがある。 […]

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心のタイセツ
ふたり、さんにん、、、

ひとりに孤独を感じると、 ふたりで居れば、もっと孤独を感じるのかも知れません。 ただ、自分自身の存在を愛することが出来れば、 そこに、満たされた今が在ることに気付けます。 全てが自分の心に繋がっていることに、気付いたりし […]

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あなたに宛てた手紙
スター

  とんがっていて、 そのくせ、すぐにへこんだりする。 君は時に、 自分の性格を、責めてしまったりするけど、 そんな自分が、とてもイヤかもしれないけど、 そんな人って、その分 何かを照らしていたりする。 誰かの […]

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心のタイセツ
持てる光

今、どんなに闇に包まれていたとしても、 しっかりとその方の話に、心の耳を傾けていくと 必ず光がどこかに存在します。 それを「ここにありませんか」と、 お伝えするのが僕らの大切な役割。 手持ちの光を知れば、きっと飛べるはず […]

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あなたに宛てた手紙
積み重なっていくもの

  形あるものは、 いつか必ず無くなっていきます。 わかっていながらも、 人は寂しさを感じたりします。   ただ、 寂しい気持ちになることは、 あらゆる意味で、 新しく何かが生まれる始まりなのでしょう […]

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心のタイセツ
あの人に伝えたいホントの心

話がかみ合わなかったり、 何かを伝えると否定ばかりする人が、いるとします。 それは、もしかすると、 自分自身が正直な素直な気持ちを、 相手に伝えていないからかも知れません。 これを言ったら怒られるだろうなとか、 反対され […]

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