今でも鮮明に覚えています。

僕が小学校低学年の時でした。
急に両親が、夫婦喧嘩を始めました。

小さな喧嘩は、度々見た事があったので、
初めは心配していませんでしたが、徐々にエスカレートし、
ついに、母は僕の手を引いて、家を出ました。

初めての出来事でした。

歩きながら母は、泣いていました。
ハンカチで涙を、何度も拭っていました。
よほど、ショックだったのでしょうね。

テレビドラマで泣いている母は、
何度も見た事がありましたが、
夫婦喧嘩で泣いていた母は初めてでした。

 

バスに乗せられ、地下鉄に乗り
映画館に入り、食事をして帰りました。

母は、「すみませんでした」と父に告げました。
父は、「おかえり」と母にひと言言いました。
ホットしたと同時に、自分が居た事で、
母親の心の手伝いが、少しできたのかなとも思いました。
正直、嬉しかったです。

親が辛い時って、いくら隠していても、
子供には、バレバレだったりします。
よ~く見ている(感じている)し、わかっていますよね。

逆に、素直に表現してくれた方が、
ありがたかったり、嬉しかったりします。

一人の人間として、
認められている(頼られている)様な気がするものです。
親だからって、完璧なんてありえませんし

素直で居てくれた方が、良い場合が多いかも知れません。
たまには、泣いたっていいじゃん(^^)

 

傘もあるし長靴もある エアコンもあって毛布もある

竹内 嘉浩
竹内 嘉浩株式会社呉竹(くれたけ心理相談室、呉竹コンサルティングサービス)
今日も一日おたのしみさまでした。

このブロブは、皆さんとのコミュニケーションを図りたいと思い更新いたしております。以前より頻度が少なくなりましたが、また参ります。

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There is no time like the present.

泣いていた母” に対して2件のコメントがあります。

  1. zeal より:

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    映画のシーンみたいですね。
    映像が浮んじゃいました。
    あたしは逆に、両親には完璧を求めちゃったかもしれないです。
    TAKEさんは大人だなー。
    ありがとうございます。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    お元気そうで何よりです(^-^)ノ~私は母の泣く姿を何度も見、父の泣く所を何回かだけ見た事があります。母は自分が病気で入院したきりになってしまい、父がお見舞いに行く度泣いていました。私は子供だったので理解出来なかったのですが後になって11コ離れた姉に『お母さんは自分が病気で迷惑をかけ家にいない(奥さんとして、母親として何も出来ない事に)泣いていたんだ』と聞かされて、悲しくなりました。綺麗好きだったという母。お酒が強かったという母。負けん気が強かったという母。見てみたかったなぁ。私達が会いにいっても泣かなかった母が、父に会うと泣いていたという心情。父も辛かったんだろうなぁって…前向きな話なのに、すみません暗い話してしまって(´・ω・`) 前向きな話書こうと思ってたのに(汗)

よろしければお言葉ください。