自分自身を抑圧してしまう事が、
小さくは無い心の負担となっていた。

解決する方法のひとつは、
高圧的だった父親との関係を、クリアしていく事と思っていた。

そして、様々な方法を試してみたが、
彼の望む改善は見られなかったそうだ。

 

時に彼は、
むしろ母親との関係に、ポイントがある事に気付く。
自分を押し殺して、家族のために生きてきた母親。

愛する存在であるがゆえに、影響は大きいものだった。
向かい合わせた椅子に、母親の姿をイメージして、
彼は、様々な会話をし始めた。

自分達の為に、人生を捧げていた事に対する気持ち。
そこには、感謝・後悔・憤り・・・様々な感情が内在していた。

本音を語りきった彼の表情は、とても柔らかであった。
大好きな人に、愛されたいという思い。

相手の望んでいる心の洋服を、無理に着込むのでなく、
裸になって自分が愛する事を楽しめるのは、この上ない喜びである。

一番肝心な最初の一枚を脱いだ彼。
こらから徐々に、開放していかれるのでしょう。

 

傘もあるし長靴もある エアコンもあって毛布もある

竹内 嘉浩
竹内 嘉浩株式会社呉竹(くれたけ心理相談室、呉竹コンサルティングサービス)
今日も一日おたのしみさまでした。

このブロブは、皆さんとのコミュニケーションを図りたいと思い更新いたしております。以前より頻度が少なくなりましたが、また参ります。

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There is no time like the present.

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  1. はに より:

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    満開に狂い咲く桜の下では、きっと高圧的な父親さえも小さな存在に思えることでしょう。
    桜の良さってきっと見上げることにあるのと思うのです。
    「上を向く」っていいことですよね。その先にあるものは・・・果てしない宇宙ですもん。

  2. hyutamama より:

    SECRET: 0
    PASS:
    家族のあり方を考えさせられます。。。
    小さな心に残してしまう思い・・・親になった今、
    考えないといけないですね。
    私の父もかなり高圧的です。
    歳をとって、少し丸くなったんですが
    今でもいろいろあります~(;^_^A

  3. ムーミン より:

    SECRET: 0
    PASS:
    昨日 すぐに天外さんの著書読み返しました。この世に生を受けて母親の体内にいるときからも そしてこの世に誕生してからも 母親の影響をすごく受けるということ。そして 宇宙の根っこにつながることは本当は簡単なんですよね。 怒り 悲しみ恨み否定的な感情をやめて 宇宙の愛を感じればいいって。こうして たけさんにコメントしてるこのときも私は宇宙の根っこにつながっています。

よろしければお言葉ください。