7月のお題(くれたけのカウンセラーへの質問)その2 になります。
Counselor’s Question「あなたの近くにいらっしゃる素敵な人を紹介してください」
紹介させていただきます。
初めてお目にかかったのが
6年くらい前かな
とても品のある、
私より少し年上の女性で、Fさんという方のことです。
当時毎月行っていたくれたけのランチ会に、
いつも参加をしてくださっていました。
何回かお目にかかった後に、
Fさんは「心理カウンセラーになりたい」と
伝えてくださいました。
そして、
カウンセラーの資格を取得されました。
当方の所属カウンセラーの、
応募もしてくださいました。
Fさんの思いはしっかり伝わっていたので、
大変申し訳なく思ったのですが
残念ながら、
採用は見送らせていただきました。
その後Fさんは、ご自身の当時のお仕事先で、
その会社に掛け合って、お話のできる窓口を作られ
ご自身が、その会社の希望者に、
悩みや愚痴や出来事を傾聴(お話しを聴く)をするという役割を始められました。
そして、さらに、命の電話の相談員にもなられ、
心理職への実績を磨いていかれました。
再び当相談室への採用試験を受けられ、
今度は採用の運びとさせていただきました。
後に、Fさんのご主人に聞いたのですが、
採用させていただいたことに関して、
本当に喜んでいらっしゃったご様子だったそうです。
そして準備も整い、
心理カウンセラーとしての、スタートをいよいよ切られたのです。
しかしその後、
以前にも患われたがんが再発し、
Fさんは天国に旅立たれました。
所属の心理カウンセラーになられて、
一年くらいの間の出来事でした。
「自分が晩年を迎えるので、人様のお役に立ちたい」
という思いをよくお聞きしました。
そして、自分ができることをし、
実現の階段をのぼられた方でした。
闘病中は、苦しいのにもかかわらず、
いつも前向きな言葉で家族に話をされていらっしゃったそうです。
それが彼女の生き様だったのでしょうね。
先日久しぶりに名古屋でランチ会をしました。
その時に、何故かそばにいてくれていたような気がしました。
近くにいてくださった気がしたので、
今回のテーマに、Fさんを紹介させていただきました。
Fさんのあの真摯で素敵な心持ちを、
時折感じながらこれからも過ごさせていただこうと思っています。
※くれたけ心理相談室の質問に全国のカウンセラーが答えるコーナー、カウンセラークエスチョンはこちらです。
傘もあるし長靴もある エアコンもあって毛布もある
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今日も一日おたのしみさまでした。
このブロブは、皆さんとのコミュニケーションを図りたいと思い更新いたしております。以前より頻度が少なくなりましたが、また参ります。
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