父が生前大変お世話になった方が、先日、奥様を亡くされたと伺いました。
その知らせを聞いたとき、ふと父の姿が重なりました。
母(妻)に先立たれたときの、あの何とも言えない空気感。
流石に長年連れ添っていた関係で、あの時ばかりは結構なショックの中にいた気がしました。
きっと、今回その方も同じようなお気持ちなのではないか。
そう思い、僭越ながらお手紙を書かせていただきました。
正直に言えば、そこまで頻繁にやり取りをする関係ではありませんでした。
「差し出がましいかな」という思いも、少しだけありました。
けれど、後日届いたお返事を拝見して、胸をなでおろしました。
近所にお友だちができて、カラオケやランチを楽しまれているとのこと。
その文面からは、日々を大切に過ごされている様子や、前向きなエネルギーがしっかりと伝わってきました。
もちろん、喪失の悲しみが全く消えるということはないかと思います。
けれど、人は少しずつ、居場所を見つけ、つながりを見つけながら、また歩き始めるのだと感じました。
そして何より、
「お手紙を書いてよかったな」
と、素直に思えました。
おかげさまで
自分自身の心を整える時間にさせていただきました。

榊原一樹カウンセラー(くれたけ心理相談室 札幌支部)
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