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言葉にできなかった時 | 竹内嘉浩 Official | 心理カウンセリング
当時その子は、ほとんど表現をしない女の子でした。ほぼ毎日、顔を合わせる子でしたが、すれ違うと、ニコリとはしてくれますが、何か質問をしても、単語を一つ置いてくれるくらいでした。日々顔を合わす状態が、約2年間続いた後、ついに、その子とお別れの時が来ました。はじめて彼女は、手紙を置いていってくれました。そこには、沢山の表現を使って、感謝の言葉が綴られていました。 「ありがとう」って、思っていればいるほど、口に出して言えない時があった